サイト名 | 諭吉ランド |
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URL | http://www.njscnk.com/hikari/ |
販売事業者 | NJSセンク |
会社住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目32-2 |
責任者 | 朝倉 大吉 |
email@njscnk.com | |
電話番号 | 記載なし |
営業時間 | 10:00 – 14:00 |
無料情報 | あり |
有料情報 | 36,000円~ |
単刀直入に結果から説明すると、「諭吉ランド」は根拠の無い情報を公開する悪徳競馬予想サイトです。
サイトを見ると、無料で的中当て放題という「理解不能な言葉」に目が止まります。
また、サイト情報を調べて見ると、ドメインの取得日は2017年11月05日に出来たサイトnなります。
さらに、運営者は朝倉大吉さんという個人名があり、不思議な点が多くあるサイトです。
今回は、この諭吉ランドを7つの要素をもとに検証していきます。
諭吉ランドの7つのポイントを徹底検証!
競馬予想サイト諭吉ランドが優良競馬予想サイトなのか、悪徳競馬予想サイトなのかを判断する為に下記の7つの点を検証しました。
・検証① 会員の好奇心を煽る謳い文句について
・検証② 根拠の無い強気な表記について
・検証③ 諭吉ランドの的中実績を検証
・検証④ 運営組織が某有名な詐欺グループ
・検証⑤ 特定商取引法に関する表記と運営会社について
・検証⑥ 無料予想と有料情報について
・検証⑦ 朝倉大吉という人物について
上記7つのポイントの中には、悪徳競馬予想サイトとしての要素も含まれるため必ず確認するようにしてください。
検証① 会員の好奇心を煽る謳い文句について
まず一番最初に飛び込んで来る「無料で的中当て放題!競馬の的中ならお任せあれ!」
という画像がありました。
当て放題ってことはずっと的中ってできることでしょ?と思ってしまう方もいるかと思いますが、一切そんな事はありません。
このサイトがなんの根拠無いのに、ユーザーの当たるかもしれないという部分の好奇心を煽る画像を貼る事は、悪徳サイトによくある手法です。
この内容が真実なら、今すぐにでも飛びつくところなんだけど、こんな事現実で起きる事は絶対にないと言いきれます。
そもそも競馬はギャンブルであり、そんなギャンブルにおいて確実に的中できることをレース結果が確定するよりも前に約束すれば、それだけでも悪徳競馬サイトのレッテルを貼ることができます。
悪徳サイトの傾向に非常に多い手法で、少しでも当たるという先入観で騙そうとする簡単な餌巻き手法です。
このような確定的な言葉を使うサイトに限って、良いサイトとは言えません。
この時点で評価は著しく下がってしまいます。
検証② 根拠の無い強気な表記について
次に気になった部分を検証します。
この内容も上記の内容にすごく類似してしまう部分ではありますが、実際にしっかり予想を行い、ユーザーが心良く利用できる優良と言われるサイトでも、ここまで自信を持って断言はしません。
上記の画像の文言には、信用が低いサイトが無理やり好感をもたせようとしている内容が多く含まれます。
ここでも月に30万以上の収入を確実に得る事ができると公言しているが前述通りそんな事実は存在しません。
他では的中率60%を謳っていますが、競馬において一般的な的中率は15%前後であり、その4倍もの数値を叩き出せるのであれば、競馬ファンの誰もがこのサイトを利用しますし、未来予知できるサイトとして一躍人気サイトになるでしょう。
しかし、当然ながらこのサイトを知らない方の方が多いとう事は、的中率60%というのもユーザーの興味を惹くためだけの文言と言えます。
また、無料というワードで騙されてはいけません。
無料と聞けば聞こえは良いですし、無料ならお試しでとも思うかもしれないけど、無料だからと思って油断していると、簡単に騙されてしまうので気をつけてください。
諭吉ランドに関しては冒頭で的中を約束し、その約束した的中は月30万円稼げるだけでなく的中率は60%、しかもこの情報が全て無料で手に入るから登録してほしいって感じの流で来ているけど、そもそも全てが適当で、ユーザーを騙すための謳い文句の可能性が非常に高いので、根拠のない文言を出すサイトには気をつけましょう。
検証③ 諭吉ランドの的中実績を検証
次に検証する内容は、的中実績です。
ここまでの検証を見ても、いい加減な事を公表しているサイトなので信用度はとても低くなります。
その部分も踏まえ、過去のレースを確認しましょう。
諭吉ランドの最も古い実績は2017年11月19日のG1マイルチャンピオンシップとなっており、馬単で55,200円の払い戻しがあったとされています。
ドメイン取得日より以前の実績ではないので、これだけでは捏造と断定することはできません。
しかし、PAT画像を掲載して実際に的中しているかのように見せていますが、PAT画像は後出しでいくらでも加工が可能な事がわかっていますので信用することはできません。
もし本当に信用することができる実績があるとすれば、実際の勝馬投票券が掲載されている場合ですが、諭吉ランドにはそういったモノは存在しないのであたかもリアリティを出しながらユーザーを信じ込ませようとしているだけだと思います。
検証④ 運営組織が某有名な詐欺グループ
一番決定的な部分はこの検証④になると言っても過言ではありません。
諭吉ランドの検証を進めていくうちに、衝撃的な事実が判明しました。
諭吉ランドは、競馬サイトの中で詐欺サイトを量産しているグループが運営するサイトの1つだということが判明したのです。
競馬サイトをよく知っている方はご存知だと思いますが、このサイトは、DigiRock系のサイトになります。
このグループは、驚異的なペースで次々と新規の競馬予想サイトを立ち上げ、ユーザーからお金を騙し取り終えたら、サイトを閉鎖するという荒業を繰り返している要注意組織です。
このグループが運営するサイトには幾つか特徴があるのですが、諭吉ランドは見事に該当しています。
■DigiRockの特徴1:サイトのトップページのURLにパスが設定されている。
本来、サイトのトップページのURLは「https://www.abcde.com/」のようにドメインという「abcde.com」の部分だけで終了します。しかし、このグループのサイトは必ず、http://aaa.jp/bbb/」のようにパス(bbbの部分)が付けられています。
諭吉ランドのURLを再度見てみると、しっかりとパスが設定されていました。
トップページにパスを設定するのは本当に珍しいことで、私が知る限り競馬予想サイトでトップページにパスを設定しているのはこのDigiRock系のサイト以外にありません。
■DigiRock特徴2:日付を指定する。
競馬予想サイトがサイト内だけで情報を公開しきらず、メルマガで情報を小出ししたり提供日時を指定することなどは優良・悪徳問わず滅多にないのですが、このグループが作るサイトはよく上記パターンが用いられています。
諭吉ランドの場合も画像の端に、今週末から提供しますと記載があります。
なぜ提供日時を指定するのでしょうか。
この日以降でないといけない理由でもあるのでしょうか?
そもそも無料で提供とは言っても、蓋を開けてみれば料金が発生する可能性すらあります。
このDigiRock系は、上記のような言葉で登録後は実際には詳細を語らなかったり無料で情報提供しないなんて事もよくありますので注意した方が良いでしょう。
■DigiRock特徴3:同じ決済代行会社を利用している。
諭吉ランドの場合は、無料で提供することを前提としていますので決済代行会社をりようしていませんが、このグループは「イージス」や「馬遊人」という決済代行会社を利用していることが多いです。
しかし、このような決済代行会社は実在しません。
競馬予想サイトを大量に作ることはできても、銀行口座を大量に作ることはできないので、決済代行会社を装って同じ会社に入金させているのです。
もし自分が利用しようと思っている競馬情報サイトの入金先が上記だった場合は利用を控えるようにしましょう。
検証⑤ 特定商取引法に関する表記と運営会社について
次に検証する部分は、特定商取引法に関する表記と運営会社についてになります。
上記でも説明しましたが、このサイトはDigiRock系グループになります。
このDigiRock系のサイトは、基本的に特定商取引法に関する表記が画像で作成されている又は存在しない事が非常に多いです。
特定商取引法に関する表記とは、有料サイトが利用者に対して責任の所在を明確にするために法律で記載を義務付けているものです。
そもそも、諭吉ランドの場合は特商法の表記は存在していませんでした。
諭吉ランドは会員になった人に向けて、有料情報を低額で提供しているため完全に違反となります。
そもそも、DigiRock系というのは、同一サーバーの話になります。
このグループが使用しているサーバは必ず「DigiRock, Inc.」というサーバです。
諭吉ランドもしっかりと「DigiRock, Inc.」のサーバが使用されていました。
諭吉ランドがDigiRock系のサイトの1つだということは間違いありません。
これら全て同一運営元によって作成されたサイトで、複数のページを量産し、どうにか利用者から情報料を搾取しようとしています。
現段階でも、同じような広告ページの構成で100サイト以上のサイトを作成しているという情報も存在します。
全て同じようなサイトの構成になっていますので、縦長の胡散臭いページを発見した際には十分にご注意ください。
検証⑥ 無料予想と有料情報について
このサイトには、無料予想と有料予想が設置されています。
しかし、有料情報に関しては、会員になったあとで個人的にメールで勧誘する手法なので、公には公開されていません。
このサイトの無料情報は非常にシンプルで、厳選したレースの厳選した競走馬6頭を紹介するものとなってます。
結果的に捏造は見つかっていませんが、ここまで詐欺などで有名なグループの記事ですと、
このサイトの有料情報は1ヶ月単位で参加する形で、1ヶ月はおそらく4週で1日1鞍の情報を受け取ることができるようです。
つまり8鞍分の情報を一括で買う形になるという感じですね。
金額としては悪くない内容ではありますが、1日1鞍というのは引っかかりますね。
検証⑦ 朝倉大吉という人物について
そもそも、このサイトは朝倉大吉という人物が管理人をしています。
諭吉ランドは個人のブログで予想を公開しているようです。
朝倉大吉が一体どの様な予想方法で的中させているのか、どうしてそんなに的中するのに予想は無料なのか非常に気になる部分が多かったので調べてみると、彼独自の予想から選出される「ヒカリ馬」が存在するらしいです。
それが、このサイトで説明されているヒカリ馬です。
朝倉大吉が作成した競馬ソフトの名称で、本来提供されている逆張り予想とは異なり、的中率と回収率が安定していると語っていますが、根拠も全く記載がありません。
予想については説明がなく名称もないので詳細はわかりませんが、まずは、「ヒカリ馬」を体感して頂きたい、と朝倉大吉は言っていますが信用できませんね。
朝倉大吉のブログは諭吉ランド同様にランディングページみたいなデザインで作成されているので、ブログというよりか適当に作ったサイトをブログっぽくしてみた感が凄いです。
ここにはヒカリ馬の実績や朝倉大吉が購入したと思われるPATの画像が掲載されているので、個人で最初から運営してきているかのように見えるのですがブログのドメイン取得日を調べてみたら2017年11月05日でした。
ブログは一般的に作成された日から毎日を綴っていきますので、記事がドメイン取得日よりも存在することはありえないはずですが、諭吉ランドのブログには2017年1月からのアーカイブがありました。
これまでのことを綴るのは構いませんが、約1年も遡ってその日あった出来事を書くとは思えません。
ちなみに、諭吉ランドのドメイン取得日は2017年11月05日になっており、ブログと同じ日になっていました。
諭吉ランドはこれまでの実績をブログを通して実感してもらうためのサイトだと思われますが、そのブログと諭吉ランドのドメイン取得日が一緒ということは、どちらも同じタイミングで作成されているということがわかります。
ということはブログは後から付け加えたもので、適当に作成されていると考えられます。
本当にヒカリ馬の実績を信じてもらいたくて諭吉ランドの運営を始めたなら、諭吉ランドのドメイン取得日はブログよりも後になりますし、これまでの実績をリアルタイムで更新しているなら、アーカイブに登録されている一番古い記事よりもブログのドメイン取得日は前になります。
無料なので投資金額以外に被害はありませんが、その後有料サイトへの勧誘や、登録したつもりのないサイトからメールが届く可能性もあるので、安易に登録しないようにして下さい。
この内容から推測しても、クッションサイトの可能性が高いです。
諭吉ランドの情報料金
■確信的逆張り予想
1ヶ月税込み36,000円で、1日1鞍、合計8鞍程度が提供されるようです。
なので1レース当たり4500円という内容になっています。
実績は1日3鞍の提供のように見えますが、会員ごとに提供する内容を変えている可能性がありそうです。
諭吉ランドは悪徳競馬予想サイトなのか!?
諭吉ランドを様々な角度から検証した結果、
「諭吉ランドは競馬予想サイトとしてユーザーを騙す詐欺グループの1つとして悪徳サイト」
と判断しました。
そもそも、このサイトに掲載されている内容で、根拠のある部分は一つも存在しません。
競馬の予想というよりも、おまじない商法のように捉えられます。
競馬で的中率60%以上など言っている割には、馬の情報は非常に少なく感じます。
また決定打は、DigiRock系のサイトという事です。
全て同じ作りで、悪徳詐欺サイトとして有名なサイトなのにこのサイトだけ優良になる事はないでしょう。
みなさんも詐欺サイトには十分に気をつけてください。
オススメの競馬予想サイトをジャンル別に知りたい…そんな人には悪徳競馬予想サイト調査局もおすすめです!