競馬予想サイトを利用した事がある方でも実際に競馬予想サイトの運営の実態を知っている方は少ないのではないでしょうか?
利用者が多い競馬予想サイトであったとしても、その実態はほとんど知られていません。
競馬予想サイトの運営を大きく分けると優良業者と悪徳業者にも分かれており、その2つでも運営方法も変わり、売上も大きく変わってきます。
そこで、本記事では競馬予想サイトの運営はいったいどのような会社なのか、どのような業務を行っているのか暴露していきます。
競馬予想サイトの運営について
競馬予想サイトといえば、個人で運営しているブログも存在していますが、有料で情報を提供しているようなサイトのほとんどは「法人」として競馬予想サイトを運営しています。
いったい、そのような運営会社は何にインで運営しているのか、必要なスキル、売上はどのくらいなのかなど、基本的な部分について暴露していきましょう。
競馬予想サイトの運営に必要な人数
競馬予想サイトにはユーザーを多く抱えるサイトもありますが、いったいどのくらいの人数でそれを捌いているのかご存知でしょうか?
まず、競馬予想サイトの法人を設立するための代表取締役が一人、サイトのデザインや画像を作成するデザイナーが一人、サーバーを管理するエンジニアが一人、情報収集や情報の精査を行う人が一人、問い合わせなの対応を行うサポートが一人は最低限必要となってくるでしょう。
従業員を確保できない競馬予想サイトであれば一人が複数の業務を担当している場合もありますが、基本的には3~5人は必要かもしれません。
競馬予想サイトによっては「予想師」が在籍していることも想定されるので、人気な競馬予想サイトの運営であれば10人以上はいる事が想像できます。
競馬予想サイトの運営に必要なスキル
競馬予想サイトを運営するにあたって、一番必要になってくるスキルはホームページに関する知識が必要になります。
なぜかというと、いくら高い精度の予想を算出できたとしてもホームページがお粗末な作りであったら誰も利用しませんよね。
また、競馬予想サイトとして運営しているのですから、情報の収集力に関しては必ず必要になってきます。
競馬業界に精通している関係者などから一般人では手にできない情報を収集するコネクションが重要です。
コネクションがなかったとしたら、自分の予想を販売するしかありませんが、的中させて稼げる力が必要になるでしょうし、聞いたこともない予想師の予想を買いたいとは思いませんね。
競馬予想サイトの運営に特別なスキルは必要ありませんが、いかに高い精度の情報を提供できるかどうかが重要になる部分です。
競馬予想サイトの売上は?
競馬予想サイトの中には高額な情報を販売する運営もあるので、いったいいくら儲かってるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
まずは、競馬予想サイトの運営に必要な経費から考えていきましょう。
先程もお話した通り、競馬予想サイトの運営には最低でも3人~5人は関わっていると考えられます。
仮に、従業員一人の給料が毎月25万円だとしても、75万円~125万円以上の売上は最低限確保しなければいけません。
そして、サーバー代や事務所の家賃、光熱費、通信費、サーバー代などもかかってくるので、最低でも200万円~300万円の売上がないと運営は現実的に厳しいのではないでしょうか。
また、情報収集するにも経費がかかってくるので、想像以上に経費が掛かかります。
運営を続けるためにはその経費を上回る売上が必要です。
例えば、中央競馬は毎週土日にレースがあり、それに併せて情報を提供しているので、毎週50万円~60万円以上の売り上げが必要になってくるでしょう。
上記の例はあくまで一つの競馬予想サイトを運営している場合ですが、業者によっては複数の競馬予想サイトを運営しています。
例えば3つの競馬予想サイトを運営していたのであれば、その3倍以上の売上が必要になるでしょう。
競馬予想サイトにも当然サイトの規模があるので、全てのサイトが300万円程度の売上という事ではありません。
ユーザーが多く人気の大手競馬予想サイトであれば一つのサイトで1000万円を越える売上があるという話も聞いた事があります。
また、競馬予想サイトの中にはユーザーを騙してお金を騙し取る運営を行っている業者があるのも事実です。
精査していない様な情報を高額で販売したり、個人情報を聞き出して強引な電話営業を行い高額請求を行っていたりもするので、そのような悪徳競馬予想サイトは優良競馬予想サイトの運営と比べるとはるかに売上は高いでしょう。
競馬予想サイトは運営できるの?
競馬予想サイトの売上を聞くと自分でも運営して儲けたいという方もいるでしょう。
結論から言うと、競馬予想サイトを作る事は可能です。
従業員や環境、初期費用などが用意できれば不可能ではありません。
現に、新しい競馬予想サイトは今でも増え続けています。
自分の予想に自信があって、運営を始めてみたいと考える方もいるでしょうが、そんな方はまず個人でブログなどを運営してみるのも良いかもしれませんね。
しかし、競馬予想サイトを作るのは簡単でも維持して稼ぎ続けるのは非常に難しいと言えます。
新しい競馬予想サイトが年々増えているのは事実ですが、それに併せて閉鎖してしまう競馬予想サイトも少なく有りません。
競馬予想サイトが生き残っていくためには、競馬業界のコネクションや情報収集する力が必要となってきて、ユーザーを満足させる情報を提供する必要があります。
競馬予想サイトを運営したいと考えたとしても、競馬業界にコネクションがある方は少ないでしょう。
競馬予想サイトの運営を始めるのは簡単ですが、維持するのは非常に難しいので安易に運営を考えない方が良いかもしれません。
競馬予想サイトの運営に必要なもの
それでも、競馬予想サイトの運営を始めたい!という方も中にはいるでしょう。
競馬予想サイトの運営には様々なものが必要となってきますが、ここでは運営に最低限必要なものを解説します。
・法人の開設
・銀行口座の開設
・ホームページの制作
・独自ドメイン・サーバーの取得
・情報ルートの構築
上記5つの必要なものを一つ一つ見ていきましょう。
法人の開設
競馬予想サイトの運営を始めるには法人格が必要となってきます。
個人でも運営する事は可能ですが、法人が運営している方が信頼性が高く、ユーザーを集められやすいかもしれません。
法人と言っても「株式会社」「合同会社」など様々な形態がありますが、一般的な「株式会社」で運営するのがおすすめです。
既に会社をお持ちの方であれば、その会社の業務の一環として行うのもアリかもしれませんが、予想が的中しなくて「悪徳競馬予想サイト」としてのレッテルを貼られてしまった場合、会社そのものの評価を落としかねないので注意してください。
銀行口座の開設
法人の登記が完了したら、次は法人名義の銀行口座を開設しましょう。
提供する有料情報の料金をユーザーに振り込んでもらうために必要になります。
ここで、個人の口座名になってしまうと、ユーザーからは怪しい目で見られてしまい、販売の機会を逃してしまうかもしれません。
信頼性の観点からも必ず法人名義の銀行口座は必要不可欠なので必ず開設するようにしてください。
ホームページの制作
競馬予想サイトの運営にはホームページが必ず必要となります。
自身でホームページの作成や編集ができるのであれば良いかもしれませんが、もしできなければ、できる人を雇う必要がでてきます。
ホームページの作成を他の業者に頼むのも一つの手となりますが、その時に制作費用もそれなりにかかる事は忘れずにしてください。
どちらにせよ制作だけではなく、運営を続けるためにはホームページに関する基礎知識は最低限必要なのでホームページの作成や編集を行える人材が必要になります。
独自ドメイン・サーバーの取得
競馬予想サイトの運営にはホームページが必要となるので、独自ドメインとサーバーの取得を行って下さい。
無料でホームページを作る事は不可能ではありませんが、独自ドメインではないので信頼性も下がってしまうので、必ず独自ドメインとサーバーを取得し、独自ドメインでサイトにアクセスできるように設定しましょう。
情報ルートの構築
競馬予想サイトを運営するのであれば、ここが一番重要なものとなってきます。
きちんとした予想を提供できなければ競馬予想サイトは生き残ることはできません。
そのため、競馬関係者とどうすればコネクションを持てるのか考えてください。
自分の考えた予想を販売するのも可能ですが、有料として販売するのであればそれなりの精度や実績が必要になってくるでしょう。
もちろん、実績はたまたま的中したという物ではなく、コンスタントに的中して稼げていなければ意味はありません。
また、的中してもトリガミであれば稼げる競馬予想サイトとしては認められないのでユーザーを集めることはできないでしょう。
まとめ
今回は競馬予想サイトの運営会社の実態や運営に必要なものについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
競馬予想サイト自体は簡単に運営を始めることはできても、競馬予想サイト業界で生き残るのは素人では非常に難しいという事が理解できたと思います。
現在も運営している競馬予想サイトは、精度の高い情報を提供しているこそユーザーが利用し、生き残っているのです。
生き残っているから必ず優良競馬予想サイトとは限りませんが、競馬予想サイトの利用する際にはどのような会社が運営しているのかなどを把握して、稼げる情報を提供してくれる競馬予想サイトを利用できるようにしてください。
また、今後競馬予想サイトの運営を始める事考えていたとしても、くれぐれもユーザーを騙してお金を稼ぐ悪徳競馬予想サイトの運営を始めないようにしましょう。